« セビージャ | メイン | ビジャレアル »

ベティス

《正式名称》 Real Betis Balompie, SAD
《ユニフォームカラー》 緑/白

【本拠地】 セビージャ
【創立】 1907年
【スタジアム】 マヌエル・ルイス・デ・ロペラ
【スタジアム収容人数】 52,500人

【国内タイトル】 国内リーグ:1回、国内カップ:2回
【国際タイトル】 -
【過去の所属選手】 ヤルニ、フィニディ、プラッツ、アルフォンソ、デニウソン

【現在の会長】 マヌエル・ルイス・デ・ロペラ
【現在の監督】 ロレンソ・セラ・フェレール
【現在の所属選手】 ホアキン、リカルド・オリベイラ、エドゥ、アスンソン、ファニート

【昨季の成績】 国内リーグ4位、国内カップ優勝

 レアル・ベティスが本拠を置くスペインの南部アンダルシア地方は、フラメンコや闘牛の本場として知られ、また、キリスト教文化の中にイスラム教文化が混在する不思議な魅力を持った地域としても有名である。毎年4月に開催されるセビージャの春祭り(フェリア・デ・アブリル)は、牛追い祭り(サン・フェルミン祭)、サン・ホセの火祭り(ラス・ファジャス)と共にスペイン三大祭りの一つとして知られている。
 サッカーに限ると、ドリブラーの産地とも呼ばれていて、近年もホアキンやレジェスといったサイドアタッカーが誕生しているが、何よりファンがそういうサッカーを望んでいるというのが一番の特徴であろう。

 同じセビージャの街のライバルクラブであるセビージャFCに遅れること2年、1907年に創立して以来、まだ1度しか国内リーグ優勝を経験していず欧州カップでの実績もない中堅クラブだが、スペイン有数の人気チームとして知られる。
 創立当初からベティスのファン層は労働者階級であり、セビージャFCのほうは富裕階級であると言われていて、それがベティスという一地方の中堅クラブのファンが国中に存在することの大きな理由であると考えられている。1960年代以降も農業に頼っていたアンダルシア地方から、貧しい労働者階級のベティスファンが職を求めて国中へ、国外へと移住していった結果、現在、ベティスのペーニャ(後援会)は全国に160以上、そしてアルゼンチン、フランス、メキシコ、ペルーにもあるのだ、という話には少なからず説得力があるように思う。

 実績面では、歴史もタイトル数もセビージャFCとかなり似通っていて、近年、低迷した際も仲良くいっしょに降格の屈辱を味わい、次の年にまた同時に昇格し、その後も似たり寄ったりの順位で現在に至る。しかし、何かと常に先を越されている感があり、例えば優勝を争った回数では明確に差を付けられているといえるだろう。
 両クラブ共にリーグ優勝は1回しかないが、リーグ2位となるとセビージャFCは4回もあるのに対して、ベティスは0回なのだ。国内カップ優勝回数もセビージャに軍配が上がるし、2001年に2部から上がってきた際も、1位はセビージャFCで2位がベティス、昇格後、2004年に初めてUEFA杯圏内へ辿り着いたのもセビージャFCである。

 そういった歴史を考えると、昨季、アンダルシアのクラブにおいて史上初となるベティスの欧州CL出場権獲得はライバルの鼻を明かす快挙であったといえる。混戦のリーガ・エスパニョーラにおいて、最終節までもつれ込んだ激しい獲得合戦を制したことは大きな自信となったに違いない。
 クラブとしての経験は浅いが、生え抜き選手であるスペイン代表ホアキンやブラジル代表のリカルド・オリベイラらが引っ張る攻撃陣は強力であり、今後の欧州でのスケールアップが期待されている。

最新ニュース

  • Yahoo!ニュース…最新の話題、ニュース速報
  • Yahoo!…日本最大のポータルサイト
  • Yahoo!ショッピング…買い物、オークションのネットマーケット