« レアル・ソシエダ | メイン | アトレティコ・マドリード »
《正式名称》 Real Zaragoza, SAD
《ユニフォームカラー》 白/青
【本拠地】 サラゴサ
【創立】 1932年
【スタジアム】 ラ・ロマレダ
【スタジアム収容人数】 34,596人
【国内タイトル】 国内カップ:6回、国内スーパーカップ:1回
【国際タイトル】 UEFAカップ:1回、欧州カップウィナーズカップ:1回
【過去の所属選手】 アマリージャ、チラベルト、ポジェ、ロベルト・アクーニャ、ビジャ
【現在の会長】 アルフォンソ・ソランス
【現在の監督】 ビクトル・ムニョス
【現在の所属選手】 サビオ、エベルトン、ガブリエル・ミリート、ディエゴ・ミリート、オスカル
【昨季の成績】 国内リーグ12位
スペイン中部アラゴン州の州都サラゴサを本拠地とするレアル・サラゴサは、実績のわりにスペインサッカー史の表舞台に顔を出すことが少ない中堅クラブである。地図で見ると、ちょうど東のバルセロナ、中央マドリード、北のビルバオ、南東のバレンシアの4つの中間地点に位置していて、サッカーでも彼らの成功の陰に隠れているといえるかもしれない。
1902年にサラゴサFCとして創立していたが、合併などにより、現在のレアル・サラゴサになったのは1932年であった。当時は1部と2部を行き来する中小クラブだったが、1960年代から目立った成績を収め始め、1960-1961~1965-1966年シーズンまでの6年間の国内リーグは、3位、4位、5位、4位、3位、4位と非常に安定したものとなっている。
特筆すべきは国内外カップ戦での成績で、1963年に国内カップ準優勝(優勝はバルセロナ)、1964年には国内カップを制しただけでなく、UEFAカップの前身である欧州フェアーズカップの決勝で、バレンシアの3連覇を阻止し初優勝を飾る。
レアル・サラゴサの勢いは止まらず、翌1965年にも国内カップで準優勝(優勝はアトレティコ・マドリード)、さらに1966年には再び国内カップを手にし、欧州フェアーズカップでも決勝進出(優勝はバルセロナ)を果たした。
この何年間かで、間違いなくクラブ史に残る偉大な時期を過ごしたサラゴサだが、欧州サッカーを支配していたレアル・マドリードとバルセロナ、それにサラゴサ同様、輝かしい時期を送っていたバレンシアやアトレティコ・マドリードらの陰に隠れていた感も否めない。一番の理由として、国内リーグを制していないことが挙げられるのだが、残念ながらこの不名誉な欠落は現在も続いている。
疑いなくサラゴサの黄金期と呼べる1960年代が終わると、1970-1971年シーズンに降格し、1973-1974年シーズンに昇格すると3位の好成績を挙げ、1974-1975年シーズンにはクラブ史上最高である2位まで登りつめるが、翌1975-1976年シーズンに国内カップで準優勝(優勝はアトレティコ・マドリード)したのを最後に再び表舞台から姿を消し降格した。
1980年代のサラゴサは国内カップを一度制したのみだが、中堅クラブとしてコンスタントに安定した成績を残し、アルゼンチン代表のバルダーノ、ドイツ代表のブレーメ、現バルセロナの監督ライカールト、パラグアイの名GKチラベルトなどもプレーしている。
1990年代以降は、再びカップ戦に強く、リーグ戦での安定感に欠けるチームへと戻ったようで、国内カップ戦では1993年、1994年、2001年、2004年と4度決勝に進出し、そのうち3回を優勝(1993年はレアル・マドリードが優勝)、1994年には欧州カップウィナーズカップでも見事に初優勝を飾ったが、リーグ戦では相変わらず目立った成績を収められず、2002年には降格も経験した。
新シーズンは、チームの中核である元ブラジル代表MFサビオ、アルゼンチン代表DFガブリエル・ミリートに加え、昨季までのエースであるスペイン代表ビジャやアルゼンチン代表ガジェッティの代役としてクラブにやってきたアルゼンチンのディエゴ・ミリートやブラジルのエベルトンらの活躍が期待されている。
派手なクラブではないが、有名選手が出入りすることも多く、過去に現役ではスペイン代表のモリエンテス、セルビア・モンテネグロ代表のミロシェビッチ、ブラジル代表のカフー、アルゼンチン代表のキリ・ゴンサレス、グスタボ・ロペスらが所属していた。
最新ニュース