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《正式名称》 Everton Football Club
《ユニフォームカラー》 青
【本拠地】 リバプール
【創立】 1878年
【スタジアム】 グディソン・パーク
【スタジアム収容人数】 40,200人
【国内タイトル】 国内リーグ:9回、FAカップ:5回、国内スーパーカップ:9回
【国際タイトル】 欧州カップウィナーズカップ:1回
【過去の所属選手】 ビル・ディーン、ネビル・サウスオール、ピーター・リード、グラベセン、ルーニー
【現在の会長】 サー・フィリップ・カーター
【現在の監督】 デビッド・モイーズ
【現在の所属選手】 ダンカン・ファーガソン、カーヒル、カーズリー、アルテタ、ナイジェル・マーティン
【昨季の成績】 国内リーグ4位
リバプール市に本拠地を置き、赤いユニフォームでお馴染みのリバプールFCより古く設立されていた青いユニフォームの名門クラブでありイングランドでも指折りの古豪的存在。
1878年に設立されると、元々はあの有名なリバプールFCの本拠地アンフィールドをホームスタジアムとしていたが、1892年に契約のもつれからエバートンが現在のグディソン・パークに移転し、それに伴いアンフィールドのオーナーが新しく創立したのがリバプールFCである。
同じ港町を本拠とし強烈なライバル関係にあるエバートンとリバプールのスタジアムは500mほどしか離れておらず、両者が対戦する「マージーサイド・ダービー」はイングランド屈指の熱さで知られている。
エバートンファンはエバトニアン、リバプールファンはコップスと呼ばれ、かつてはファン層がプロテスタント系とカトリック系に分かれていたといわれるが、現在はコップスのほうがより労働者階級の色が濃い、程度の違いであると考えられる。
ちなみに、リバプールFCの“レッズ”は有名だが、エバートンの愛称は“トフィーズ(Toffees)”。トフィーとはリバプール周辺で作られているキャラメルのようなお菓子で、以前、グディソン・パークにはトフィー・レディーなるものが存在し、観客にサービスで配っていたという名産品。
リバプールができる14年前に創立していたエバートンだが、1888年に発足したイングランドのフットボール・リーグの初代メンバーに名を連ねているだけあって、1890-1891シーズンの第3回大会で初優勝も飾っている。1906年にFAカップでも初優勝を遂げ、1914-1915シーズンには2度目のリーグ制覇に成功するも、第一次世界大戦の勃発で翌年からリーグは中断し黄金期を築くことはできなかった。
しかし、1925年から“ディキシー”ことビル・ディーンが加入したこともあり、1927-1928シーズンに3度目となるリーグ優勝を果たすと、1931-1932シーズンにもリーグ制覇、1933年にはFAカップを制覇するなどディキシーのエバートンはタイトルに満ちた時代を送る。
チームの成績に関してはアーセナルの黄金期と前後しているためそれほど大きく語られることはないが、特筆すべきは1927-1928シーズンに60ゴールを挙げたディキシーで、これは1シーズンの最多得点記録として現在も破られていない。
ちなみに、ビル・“ディキシー”・ディーンが去ってから勢いが落ちたと思われたエバートンだが、1938-1939シーズンにも国内リーグで優勝している。ところが、第二次世界大戦の勃発でこのときもリーグが中断したことで連覇の夢を絶たれている。
戦後は暫くタイトルから遠ざかるが1963年に国内リーグを制覇すると、1969-1970シーズンには当時のイングランド代表の中盤を支えたアラン・ボール、コリン・ハーベイ、ハワード・ケンドールらを中心にリーグ優勝を果たし、再び低迷を挟んで、1980代に今度はケンドールが監督に就任し好成績を収め始める。
ネビル・サウスオール、ピーター・リード、グレイム・シャープ、トレバー・スティーブン、ケヴィン・シーディ、アンディ・グレイらを擁するチームは1984年にFAカップを制すると、1985年には国内リーグと欧州カップウィナーズカップの2冠を達成し、いよいよ次なる目標は欧州チャンピオンズカップへ向けられるはずだった。
しかし、同じく全盛期にあり一足先に欧州を席巻していた隣のライバルチームのリバプールが関与した「ヘイゼルの悲劇」により翌年以降5年間イングランドの全クラブが欧州カップから締め出される措置がとられたため、エバートンも欧州チャンピオンズカップ出場資格を手放すことになるのである。
このイングランド空白の5年間を終えてからは、残念ながらエバートンが国内で頂点に立つことはなく、近年は中位を維持するのがやっとで欧州チャンピオンズリーグに顔を出すチャンスも巡ってこなかったが、2004-2005シーズンにデビッド・モイーズ監督の下、よく組織されたチームがリーグで順調に勝ち点を積み重ね、とうとう2005-2006シーズンの欧州チャンピオンズリーグ予備選出場権を獲得した。
予備選ではクジ運の悪さもあり、スペインのビジャレアルと対戦し惜しくも敗れることになったが、ここ数シーズンのうちに放出したルーニー、グラベセン、ジェファーズといった有名選手の売却金を元にした効果的な補強に成功しているので、国内リーグやUEFAカップでの躍進が期待されている。
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